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zoom RSS 着物で伝統芸能鑑賞@水道橋

<<   作成日時 : 2017/09/21 11:26   >>

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夏の真っ盛り、着物でお能を見に行きました。
今回の着物は、これ。

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能楽ということで、わりとフォーマルに付下げです。
この写真ではよく分からないのですが
袖下と裾にかけて、薄緑のグラデーションが入っいて。
帯は朝顔文様の唐織。
帯締めは市松文様、この呼び方は江戸時代以降ですから
古典文様という意味では石畳です。
帯の地紋も七宝で、こちらも古典文様。
一応、能衣装を意識してみました。

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実はこの日のプログラム、『体感する能』というタイトルで
解説やトークショー、衣裳や面の体験もできるという
初心者向きのものでした。
今まで、能を見てみたくても
いきなり初心者が行ってもなあ、と思っていたのですが
解説付きならいいかなと。

いや、面白かったです。
特に、メーンの演目である『黒塚』白頭。
安達が原の鬼を題材にした物語ですが、
白頭という特殊演出が入ります。

最初の演目、狂言の『鎌腹』に出演した狂言役者が
山伏のお供として出てきて
滑稽な素振りで、開けてはいけない扉を開けてしまうのです。
「開けるなと言われると開けたくなる」
という日本の昔話によくあるアレ。
部屋の中は、見るも無残な屍の山が…。

山伏をもてなそうと薪を取りに行った老婆が
見られたくない部屋を見られてしまって
鬼の本性を現すわけです。

滑稽な前の場面から一転して緊迫した場面へ。
結局鬼は山伏に調伏されてしまうのですが
変化に富んだ演出が初心者にもよく分かり
眠ってしまうのでは、という心配は杞憂に終わりました。

会場はさすがの着物率。
若いお嬢さんたちのゆかた姿も。
普通の能楽公演に浴衣はちょっと…ですけど
この日の催し物ならそれもありでしょう。

公演が終わり外に出ようとしたらざんざん降りで
みなさん、ぼーぜんとしてました。
雨女の私は雨ゴートも傘も準備万端。
すぐそばの、予約しておいたレストランに駆け込みました。


さて、伝統芸能はこれだけではありません。
お盆のど真ん中、何と地元で文楽を見ました。
私は知らなかったのですが、
毎年『人形劇フェスティバル』なるものが開かれていて
文楽の、第一線の方たちが来てくださるのです。
これは絶対に見なければと出かけました。
着て行った着物はこれ。

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ずいぶん昔に買った、ちょっと麻風に見える化繊です。
ま、地元ということで、お手軽モード。
写真ではほとんど分かりませんが
花の部分に少しだけ朱鷺色が入っています。
着るとこんな感じ。

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帯は博多織の、独鈷柄が1本です。
帯留をすることが多くて出番が少ない
夏用の帯締めを締めて。
帯揚げは朱鷺色のぼかしが入っているのに
この結び方じゃほとんど見えませんね。
帯揚って、単体で見て綺麗でも
うまく柄がでなかったりして難しいです。

会場にはちらほらと着物姿の人が。
男性は、「旦那衆」って感じ。
女性は、私以外の4人のうち
3人は花束贈呈の方たち。
みなさん、毎年楽しみにしている、という雰囲気でした。

会場は自由席だったので
義太夫の方たち、特に三味線のすぐそばでガン見。
めったにない近さでした。
演目は、分かりやすいものが2つ。
『日高川』は、安珍を追ってきた清姫の
綺麗な顔が突然がばっと割れて鬼になるところがすごい。

終わった後は、人形の主遣いの方と
写真を撮っている人がいたりして、和やか。
そういえば、この公演も「体験コーナー」がありました。
こういうので好きになれば
将来、国立劇場に足を運ぶ人も居るかもしれません。

能と文楽に触れた、私の夏休みでした。


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