お三味線百日稽古・その97 『角力甚句』
甚句は前々回にも出てきましたが
七・七・七・五で言葉が並ぶ形式のこと。
相撲甚句は大相撲の巡業などで披露される
七五調の囃子歌、ということになっています。
今回ご紹介するのは「勝ち名乗り入り」です。
『角力甚句』
ハー まわしの模様は隅田川
百本杭に都鳥
向こうの空に富士の山
高く打ち出す回向院
やぐら太鼓はてんてんと
音の響きや東雲に
主と地取りがしてみたい エー
やぐら太鼓にふと目を覚まし
明日はどの手で投げてやろ
トコドスコイ ドスコイ
お角力さんにはどこが良うて惚れた
稽古帰りの乱れ髪
トコドスコイ ドスコイ
泣いてくれるな土俵入り前に
締めたまわしがゆるくなる
トコドスコイ ドスコイ
芝で神明湯島に杉の森
ここは両国晴れの場所
トコドスコイ ドスコイ

この記事を書く前に
本場(?)の相撲甚句を聴いてみましたが
若い力士が歌っていてもこぶしが良くまわっています。
民謡の唄い方を思い描いていただければわかるかな。
享保年間あたりに成立したそうで
今では相撲教習所で必須科目になっているとか。
端唄ではそこまでこぶしを回したりはしませんが
おなかから声を出して唄いたいものですね。
前半の部分が『勝ち名乗り』です。
百本杭というのは、
昔、両国あたりの隅田川河岸に
波の勢いを弱めるための並んでいた杭のこと。
そして昔は両国回向院の境内に
国技館があったそうなので
やぐら太鼓はそこで打ち鳴らされていました。
一説によると江戸時代には
その太鼓の音が木更津まで聞こえたとか。
(ホントかなあ?)
「やぐら太鼓…」からあとが甚句の部分です。
七七七五になっていますよね?
その後にドスコイドスコイというのが入って。
本物の相撲甚句では多分
自分たちで新しい歌詞を作って
歌ったりするのだと思います。
声を出すことが仕事の呼び出しさんや
ハンパない肺活量のお相撲さんが
朗々と唄う声には心に響くものがあります。

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七・七・七・五で言葉が並ぶ形式のこと。
相撲甚句は大相撲の巡業などで披露される
七五調の囃子歌、ということになっています。
今回ご紹介するのは「勝ち名乗り入り」です。
『角力甚句』ハー まわしの模様は隅田川
百本杭に都鳥
向こうの空に富士の山
高く打ち出す回向院
やぐら太鼓はてんてんと
音の響きや東雲に
主と地取りがしてみたい エー
やぐら太鼓にふと目を覚まし
明日はどの手で投げてやろ
トコドスコイ ドスコイ
お角力さんにはどこが良うて惚れた
稽古帰りの乱れ髪
トコドスコイ ドスコイ
泣いてくれるな土俵入り前に
締めたまわしがゆるくなる
トコドスコイ ドスコイ
芝で神明湯島に杉の森
ここは両国晴れの場所
トコドスコイ ドスコイ

この記事を書く前に
本場(?)の相撲甚句を聴いてみましたが
若い力士が歌っていてもこぶしが良くまわっています。
民謡の唄い方を思い描いていただければわかるかな。
享保年間あたりに成立したそうで
今では相撲教習所で必須科目になっているとか。
端唄ではそこまでこぶしを回したりはしませんが
おなかから声を出して唄いたいものですね。
前半の部分が『勝ち名乗り』です。
百本杭というのは、
昔、両国あたりの隅田川河岸に
波の勢いを弱めるための並んでいた杭のこと。
そして昔は両国回向院の境内に
国技館があったそうなので
やぐら太鼓はそこで打ち鳴らされていました。
一説によると江戸時代には
その太鼓の音が木更津まで聞こえたとか。
(ホントかなあ?)
「やぐら太鼓…」からあとが甚句の部分です。
七七七五になっていますよね?
その後にドスコイドスコイというのが入って。
本物の相撲甚句では多分
自分たちで新しい歌詞を作って
歌ったりするのだと思います。
声を出すことが仕事の呼び出しさんや
ハンパない肺活量のお相撲さんが
朗々と唄う声には心に響くものがあります。
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