作品掲載情報 『花競姑嫁芸者』他

作品掲載誌のご案内です。



『花競姑嫁芸者』その八
「15の愛情物語スペシャル」7月号

嫁と姑の義母娘の芸者さんの話です。
ある日、姑・糸代の従姉妹の子・富久子が
芸者になりたいと、姑嫁の住む萩乃家にやって来ます。
子供の頃からよく遊びに来ていて
亡くなった真琴の夫・誠に可愛がってもらったと。

とりあえず富久子は見習いとして働くことになり
真琴が先輩として世話をするのですが
いつもニコニコしているものの
教えたことをきちんと聞いていない様子で
真琴は納得できません。

それでも身内として楽しそうに接している姑を見て
何となくもやもや。
ここは先輩芸者としていいところを見せなければと
真琴は焦って失敗をしてしまい…
というお話です。

作中に出てくる端唄は『福の神』。
恵比須さん・大黒さんを唄ったおめでたい曲です。
詳しくは下の記事をお読みください。

百日連続端唄お稽古・その8『福の神』


『ミステリーショッパー市子の報告書~ふたつの足音~』
「ミステリーサラ動物たちの事件簿」8月号

覆面調査員・市子のお話。今回は靴店がクライアントです。
靴職人・智彦が率いるハンドメイド中心の松倉靴店と
兄・由紀彦が率いるお洒落で低価格なマツクラと、
一つの会社ながらブランドが分かれていて
兄弟の仲が悪いと評判です。

先代の社長は若い後妻を迎えてすぐに事故死、
という2時間サスペンスのような状況で
なぜかいつも事件に巻き込まれる市子が
調査を引き受けたのは、
後妻である松倉みどりの依頼だからでした。

優秀な販売員だったみどりに
「外からプロの目で見てほしい」と言われ
引き受けたのですが、
そのみどりが夫の遺言状を持って失踪。
市子の調査は、そして兄弟の確執は
どうなる・・・?
という話です。

とある企業が兄弟間での相続争いで
もめているというニュースが
ヒントになりました。
履き心地かデザインか、という分かりやすい構図になるので
靴店を舞台にしましたけど、
私は足の形が悪いらしく、
なかなかぴったりの靴が見つからないため
若いころから靴は悩みでしかありませんでした。


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着物で同窓会@関西

高校の同窓会が、生まれた街でありました。
以前は大阪などでやっていたのですが
今回は地元JR駅直結のホテルにて。
雨もよいの日でも傘の心配がなく、助かりました。

着て行った着物はこれ。

190630_1.jpg

6月30日だったのですが、ひと足早く薄物、
夏結城の付下げです。
写真ではよく分からないと思うけど
袖の下の方と、身頃の裾の方にかけて
青緑色のグラデーションになっています。

帯は、焦茶色の麻地に麦の穂が染められていて
前は半円、後は丸い模様に。
写真を取るときに上下を間違えたので
正しいのは下の写真です。

190630_2.jpg

帯留は、こちらも少し早いけど、蜻蛉。
帯揚にも刺繍の蜻蛉と、実はメダカもいたりして。
一日雨の予報の割に、
ホテルから駅まで少し傘を差しただけですみました。
それでも、電車などでは他の人の傘の雨粒が恐いので
雨ゴートを着てましたけど。
紬と言えども絹なので、雨には弱いのです。

同窓会は、卒業以来初めて会う人や
在学中は話すこともなかった男子
(みんないい年だけど、高校の同窓生だと
「男子・女子」なんですよねえ…)
とも話すことができて、
とっても楽しい時間でした。

会の前に友人と行った民族衣装展も素敵だったし
前日1人で登った安土城跡もよかったし、
(筋肉痛になったけど
梅雨のさなかとはいえほぼ思い通りに動けて
充実した関西旅行でした。


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作品掲載情報 『ミステリーショッパー市子の報告書』

作品掲載誌のご案内です。


『ミステリーショッパー市子の報告書~白い悪魔~』
「ミステリーサラ動物たちの事件簿」6月号[青泉社]

お客様のふりをして店舗のスタッフを調査する
“ミステリーショッパー”のシリーズです。
今回の舞台は、ぬいぐるみショップ。

お客様が自分で本体を選び綿をつめて
好みの洋服を着せてできあがるベアを
お客様の大切な“お友だち”と呼んでいる
「ワールドベアショップ」。
そこでの調査で、市子が配送を頼んだ商品が
間違って届けられてしまいます。

姪の元に届けられたそのベアは
市子が買ったのと同じ時に店に居た
黒づくめの女性が注文したものでした。
しかし、そのベアには何と薬物が詰められていたのです。

警察に事情を聞かれた市子は
黒づくめの女のあごに黒子があったことや
花の香りがしたことなどを伝えますが
実家に届いた同窓会の葉書を見て思いだします。
サマライ国からの留学生、
マリキッド王女にも黒子があり
その国に咲く花の香りがいつもしていたことを。

そのサマライ国では軍事政権と
反政府勢力との争いが起きていて
薬物は反政府ゲリラの収入源になっているとのこと。
マリキッド王女がそれに関係しているとは
思いたくない市子だったのですが。

全国にあるベアショップの調査のため
神戸に向かった市子の身の回りに起こる事件。
やがて舞台はスキーリゾートで有名な信州の町へ。
薬物取引を追う警察や市子たちの前に現れたのは
マリキッド王女なのか…?

というお話です。
元は前後篇で結構ページが多かったため
全国に展開するベアショップという設定にしました。
実際に自分でも参考にさせてもらったお店に行って
ぬいぐるみを作って来て
今もそのクマは私の部屋にあります。

人形は好きで買ってもらって
洋服や着物まで自分で縫っていましたけど
ぬいぐるみはさほど関心がなく
買ったことも買ってもらったこともありません。
そんな私でも、そこにあれば
何となく頭をなでたりするんですよね、ぬいぐるみって。

作中に出てくる「サマライ」は全くの架空の国ですが
世界には軍が政権を握っている国
内戦中の国もあります。
私たちもぼーっと生きていてはいけないという
自戒を込めて描いた作品です。


最後に。
このシリーズは『覆面調査員市子の報告書』
と言うタイトルで、電子化されています。
3巻までで完結していて、1巻の無料試読みもできますので
よかったらスマホやPCで読んでやってくださいませ。

まんが王国『覆面調査員市子の報告書』



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着物でランチ@東京

久しぶりに古くからの友人たちとランチです。
着て行った着物はこれ。

画像


春らしい色の小紋にタイシルクの帯。
昔むかし、サッカーを見に行ったタイで買ったショールを
帯に仕立ててもらったものです。
小物は、下の写真を入れて3パターンから選びました。

画像


左は、ランチに参加する予定だった方からいただいた
帯締めを中心に考えたのだけど
ちょっと、すっきりし過ぎかな。
右は、白に水玉が刺繍された帯揚に
珊瑚色の帯留で、春らしさを意識したけど
少々かわいらし過ぎかと。

で、結局、
ランチの場所が、ホテルに入っている
老舗日本料理店ということを考えて、
金色の帯留と銀の根付を合わせた
フォーマル感のあるものに決めました。

画像


着ると、こんな風。
タイシルクの帯と同時に買った
色違いのショールがあって、
涼しいようなら持って行こうかと思いましたが
4月下旬の当日は良い天気で気温の心配も雨の様子もなく
ショールも雨具も必要ありませんでした。

5月に入ってしまうと、もう袷では暑く
最近は中旬を過ぎたら単衣を着ている方も。
春の衣替えは、気温に合わせて
自分で判断してもいいようです。


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作品掲載情報 『花競姑嫁芸者』他

作品掲載誌のご案内です。


『花競姑嫁芸者』その六
「15の愛情物語スペシャル」5月号 メディアックス刊

姑嫁(おやこ)の芸者シリーズ第六話。
今回は、姑・糸代が昔恋した三木新吾の息子・聖也が現れ
その人のプロデュースによりCDを出す話になるのですが
ウキウキしている糸代を心配する人物が。

それは、真琴の愛する人、誠の異母兄・仁でした。
聖也の言動に不審を覚えた仁は
CDの話に反対するのですが
真琴は糸代の端唄を多くの人に聞いてもらいたい。
二人は対立するのですが…。

というお話です。
作中に出てくる端唄は『六段くづし』。
曲についてはこちらをご覧ください。

「百日連続端唄お稽古・その4『六段くづし』」

この曲をご紹介したくて、このシリーズを始めた
と言っても過言ではありません。
お月様さえ泥田の水に
落ちて行く世の浮き沈み


『花競姑嫁芸者』その七

こちらは、大ベテランの名物芸者・栄姐さんと
その母に反発しながら育ち、
女性官僚になった娘のお話です。
作中の端唄は『二上り新内・火の用心』
曲についてはこちらをご覧ください。

「百日連続端唄お稽古・その18『火の用心』」



『京の夜』
「春の京都恋慕情」 [メディアックス刊]

京都を舞台にした話の特集号です。
私が描いたのはショートショートのようなお話。
表紙のイラストにも使ってもらっています。



『百物語~けやきしまい~』
「ミステリーブラン・心霊サスペンス」[青泉社刊]

こちらも16ページの短編。
「百物語」というシリーズで、色んな作家さんが描いていました。
山形に伝わる「けやきしまい」という風習を使って
ミステリーっぽく描いてみました。


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着物でディナー@九州

1週間ほど、我が家のお墓がある九州に行っていました。
その間に2回着物を着たので、その時のことを。

まず1度目は、不思議な模様の小紋です。
母の物だったこの着物、楊柳のような経しぼが入っているのですが
由来を聞きそびれているためいつの時代の物かも分かりません。

画像


模様も変わっていて、
何だかアラビアの宮殿のように見える部分もあるので
勝手に「アラベスク模様」と呼んでいます。

帯は、櫛織というそうで
袋帯ながら軽い感じで締めやすく、重宝してます。
前帯に三つ鱗模様が一つだけあって
これをど真ん中に持ってくるか、ずらすか、いつも迷うところ。
今回は帯留を見せたかったので、あえてど真ん中に。
着るとこんな風です。

画像



もう一回は、こちらの訪問着を着ました。

画像


実は、おニューです。
と言っても誂えたわけではなく、リサイクル品。
しつけが掛かっていたし、まったく傷みもなかったので
誰かが着た物ではなく、注文流れか
既製品用に仕立てられた物ではないかと思います。

この着物を選んだ理由は、
まず持っている訪問着の中にない地色だったこと、
本来花柄は好きではないけれど
デザイン化された唐華がすっきりとシャープで
好みに合っていたこと、
光が当たると地紋の唐華が浮かび上がり
思いのほか華やかなこと、です。

もちろん、寸法も大事な要素。
裄も丈も長く、その割に身幅は広くなく
細長い私にぴったりでした。

帯は、七宝模様袋帯。
七宝の中に白銀で宝尽くし模様もあって
とてもおめでたい柄です。
写真で見ると金茶色ですが
実際に見た印象は、もう少し緑がかっているような。

帯留は唐華風に見える銀細工のブローチ。
帯の模様に、朱・紺・緑・藤と
さまざまな色が入っているので
帯締めは何色でもいいのだけど
ここでは、藤色にしてみました。
黄色と紫の組み合わせが結構好きなのです。

画像


着てみるとこんな風。
新しい着物は、実際に襦袢と重ねて着てみないと
裄や袖丈が合わなかったりして困ることがあるので
これは、その練習の時の写真です。
家でゆっくり着ているため、本番より綺麗にできてる!

その「本番」では、ドレスコードがあったのですが
さすがに着物の方はいらっしゃらず、私ひとりでした。
後で聞いたら「私も着たかったけど諦めた」
という方がいらっしゃいましたけど。

この訪問着は、大仰ではないので
端唄のおさらい会にも、ちょっとしたお食事にも
着ることができそうで、それも楽しみです。


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作品掲載情報 『ミステリーショッパー市子の報告書』

作品掲載誌のご案内です。


『ミステリーショッパー市子の報告書』
「ミステリーサラ」3月号 [青泉社]

お客様のふりをして店舗スタッフの対応を見る
覆面調査員、それがミステリーショッパー。
今回の調査対象は、とある商店街です。

事務局を作ってIT化を進めたりと
頑張っていますが
個々の商店にはあまりやる気がないし
すべてを牛耳っている商店会理事長にやや問題あり?

そんな中、商店会の旅行中に母が亡くなったという
少年が理事長に対して怪しい行動を…。
調査をしなければならないのに
またしても市子は事件に巻き込まれそうになります。

より良い商店街になるように
アドバイスをするところまでが市子の仕事。
そのミッションは成し遂げられるのでしょうか?
というお話です。

このシリーズですが、PCやスマホで
電子版をまとめて読めるようになりました。


まんが王国
『覆面調査員市子の報告書』


4話まで収録されていて、試し読みもできます。
10話まであって、順次電子化される…はずです。
よろしかったら、読んでやってください。



『誰もいない』
「ミステリーサラ+(プラス)」4月号 [青泉社]

茂樹がある朝目覚めてみると、
一緒に暮らしていた恋人・沙耶が
飼っていた子猫と一緒に姿を消していた。
彼女を探そうとして茂樹は愕然とする。
沙耶という名前以外、
元の住所も家族も友人も、何も知らないということに。

それでも知り合った小さなバーを手掛かりに
何とか沙耶を追うのだが
彼女の知人たちが話すのは
「明るくて楽しい娘」
「高飛車なプレイガール」
茂樹の知らない顔ばかりだった。

物静かで優しい沙耶はいったいどこに?
そしてようやく会えた彼女は
今まで見た、聞いた、どの姿でもなく…。

というお話です。
「ある朝目覚めたら
同居していた恋人が姿を消していた」
という話を描きたくて、
シリーズにしたかったのですが
6年後にあと1本描いただけでした。


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