アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
着物deサッカー・ブログ編
ブログ紹介
着物好きの漫画家・川崎ひろこによる、日々のつれづれ。
zoom RSS

作品掲載情報 『悉皆屋篁御客様控』 他

2018/07/20 15:51
作品掲載誌のご案内です。


『悉皆屋篁御客様控』その十一
「別冊サクラミステリーデラックス」8月号 [メディアックス]

着物のことなら何でも引き受けてくれる悉皆屋のお話です。
今回は篁の職人・哲二の兄嫁・梓子のエピソード。

12年前両親を一時期に亡くした高村修一は
祖父から悉皆屋を継ぐため、京都に修行に出ていた。
そんな修一に一目ぼれした梓子。
何とか親しくなりたいと食事に誘うが、修一からの返事は
「浴衣を縫ってくれたら、それを着て一緒に出かけよう」と。

それは、女の子と付き合う暇などない修一が
遠まわしに断りを伝えるための言葉だったが
梓子は本気で和裁を習い、浴衣を仕立てるのだった。

というお話です。
“兄嫁”なので、二人が結婚するのは
最初から分かっているのだけど
好きな人のために着物を仕立てるうちに
色や文様だけではない
着物そのものの魅力に気付いていくところを
描こうと思いました。

私も和裁を習いたかったけれど
ミシン掛けは好きなのに手縫いは苦手。
何しろ指抜きが使えず運針ができない。
洋服を縫っても最後の仕上げの裾まつりやボタンホールが
いつまでも残っていたりしたものです。



『青い車の影』 
「ミステリーサラ・女たちの復讐事件簿」[青泉社]

総合病院の跡取りと結婚した千波。
高卒のショップ店員だった彼女に対して
姑は厳しかったが、優しい夫や頼りになる妹が居て
幸せな日々を送っていた。

そんな彼女が車で出かけると
青い車が跡を付けてくることに気付く。
次第に千波の車を追い詰めるようになる青い車。
それを避けようと、千波はむち打ち症になる。
運転している女は、脳梗塞で倒れた母が
意識のないまま入院中。
老いた父は何もせず家にいるだけで苛立っていた。

青い車の女・桐子と千波の間に何があったのか…?

というお話です。
車を運転していると、マナー違反や恐い思いや
いろいろ体験します。
そんな中からできた物語。
描いていた当時の自分のココロも
ちょっぴりブレンドしてみました。

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ
にほんブログ村


記事へトラックバック / コメント


着物でおでかけ@日本海

2018/07/20 15:50
なぜ日本海かと言いますと、
船でのディナーで、日本海を航行中だったからです。
チョイスした着物はこれ。

画像


青灰色単衣無地の着物に御所車の染帯。
ちょうど6月1日で、もう袷は着られないし
といって薄物には早すぎるしで、
決まり通り単衣です。
でも上旬だから、帯は冬にも締められる塩瀬の染帯。
帯揚は青磁色と白で、清涼感を意識しました。
そして海の上ということで、帯留は青海波。
着るとこんな感じです。

画像


珍しく後ろ姿も撮ってもらったので、帯のお太鼓部分。

画像


クルーズ中にはセミフォーマルの日もありましたが
船のドレスコードによると、無地はカジュアルとのこと。
ま、この着物は紋も入ってないし、帯は染めだし、
ということで、ふつーのディナーの時に着ました。
なので、他に着物の人は見掛けませんでしたね。

そしてセミフォーマルの日、周りを見ると
着物の方は何人か居ましたが
ほとんどが小紋か無地、織の着物の人もいたかな。
私が気にするほど厳格にドレスコードは守られていませんでした。
なかなか、単衣の訪問着を持っている人は居ませんよね。
とはいえ、ドレスの人はロング丈の方もいて
全体に華やかな雰囲気でした。

このクルーズは博多発着で
九州で我が家のお墓参りもできるため選びました。
寄港地は輪島と伊根で、日本海を行くのは初めて。
のと鉄道や伊根の舟屋や、見所がたくさんある中で
一番感動したのは、輪島の花火でした。

画像


こんな写真ではまったく伝わらないと思うけど…
これ、拡大したわけじゃなくそのままです。
船の目の前で、短時間に二万発以上の打ち上げ。
なんというか、花火の中に居るようで
一生分の花火を堪能した気分でした。

その後、出港の時にはたくさんの地元の人たちが
サイリウムっていうのかな?
カラフルなライトでお見送りしてくれて、
「また来てね〜」という子供たちの声が
それほど子供好きではない私の心にも残りました。


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

記事へトラックバック / コメント


作品掲載情報 『悉皆屋篁御客様控』ほか

2018/05/06 13:20
作品掲載誌のご案内です。


『悉皆屋篁御客様控』その十
「別冊サクラミステリーデラックス」6月号[メディアックス]

着物のことなら何でも引き受ける悉皆屋さんの話、第10回。
化学研究所に勤める倉本紅子は
大学での特別講義のため九州に出張することに。
所長の息子・仙波道生もカメラマンとして
九州まで撮影に行くということで
レンタカーを借りて共に移動するのだが
その途中で車が故障して、とある村に立ち寄る。

ところが携帯電話も通じず、歩いて渡った川が増水して
二人は村から出られなくなってしまう。
電気もガスもなく、まるで江戸時代のような暮らしをしているその村では
小石丸という絶滅寸前の品種の蚕を飼い
美しい糸を取り、布を織っているのだった。

蚕を医薬品の原料としてしか見ていない紅子は
密かに思いを寄せている仙波と一緒に
村で蚕の世話などをしているうちに
少しずつ考えが変わって行くのだが…。

というお話です。
実際に小石丸を飼い、染織、機織りと
全てをやっている工房に行って取材させてもらいました。
「蚕を品種改良して糸を吐かないようにし、
そのたんぱく質を医薬品の原料にする」
というニュースを見たことがあって、
主人公を研究者に設定し、その真反対にある
江戸時代のような暮らしの村に置いてみました。

取材時は季節的に蚕はまだ卵で
実際に見ることはなく、したがって
桑を食べるときのすさまじい音を聞くこともありませんでした。
虫系は苦手なので、ちょっと助かったかなと。
美しいスカーフは、喜んでお土産に買いましたけど。



『氷の女』 「ほんとうに泣ける話」6月号 [ぶんか社]

浅香流生花家元の娘に生まれた青子。
病床の父に流派を受け継いでくれと頼まれるが
養子である義兄こそが後継ぎにふさわしいと
一人家を出て、独立をする。

生け花を教えることではなく、
ただ花を活け、自分の作り出す美を万人に認めさせる
そのことだけを願う青子は、
出会う男たちを次々に虜にし、利用し、
思う通りの花材、作品を撮るカメラマン、
展示する場所を手に入れていくのだった――。

「金や名誉で砕けない、
愛だの優しさだので溶けない、
氷のような心の人間」を描きたいと思いました。
そしてこれは、300以上ある自分の作品の中でも
かなり好きな方に入ります。


にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ
にほんブログ村

記事へトラックバック / コメント


着物でランチ@丸の内

2018/05/06 13:20
春の一日、友人たちとランチをしてきました。
着ていった着物は、これ。

画像


七宝文様の小紋。
新緑の季節ということで、緑色の入ったものにしました。
帯も淡い緑色でまとめて。
かんざしの模様がそろそろ年齢と合わなくなっているけれど
ま、いいか、という感じで締めてしまいました。
帯締は写真と違って、茶色に変更。
帯地が薄い色なので、写真の通りだとピリッとしなくて。
帯揚も黒地に細く縞の入ったもので引き締めて。

で、この着物、母からもらったもので寸法が大きめですが
仕立て直すのも時間とお金がかかるし、そのまま着ています。
そして帯は塩瀬なので滑りやすい。
その上帯締めが細い丸組で、何となく頼りなくて。

つまり、とても着付けがしづらいのです。
案の定、帰る頃にはお太鼓結びが下がってきて
たれの部分がえらく長くなっていました。
こんなに何年も着てるのに、いつまでたっても
私の着付けのレベルは向上しません。。。

ランチはとてもおしゃれな野菜中心の中華料理。
美味しくて、量も多過ぎず、また行きたいお店でした。

この日は着物を着た姿を撮りそこねたので、別の写真を。
地元に牡丹園があると知って、地元友と出かけた日の
お花の写真です。
いつもより早く咲いてもう終わりかけていたけれど
それでも綺麗に咲いていた黄色い牡丹と、
これから咲く芍薬です。

画像


画像


来年はぜひ満開の時期に着物で行きたいと
友たちと話しました。


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村


記事へトラックバック / コメント


作品掲載情報 『悉皆屋篁御客様控』

2018/03/02 14:11
作品掲載誌のご案内です。

『悉皆屋篁御客様控・その九』
「別冊サクラミステリーデラックス」4月号
メディアックス刊

着物のことならなんでも引き受ける悉皆屋さんのお話。
今回は、15年前着物のミスコンテストで優勝して
女優になった美月沙絵が主人公。

ひょんなことで悉皆屋の哲二と知り合った沙絵は
放りっぱなしになっているたくさんの着物の手入れを頼むが
詳しい打ち合わせに来たのは染めの職人・加賀理。
「気が合わない」と文句を言う沙絵だったが
染め替えの様子を取材したいと雑誌に頼まれ
久しぶりの仕事ということもあって引き受けることになる。

実は10年前、TV局のプロデューサーと道ならぬ恋に落ち
それに破れて無気力になっていたのだったが
理の仕事に対する姿勢や緻密な作業を見るにつれ
着物好きを売りにしながら何も知らない自分を反省する。
少しずつ染織の勉強をしていき
それが女優としての仕事にも広がって行くのだったが――。

というお話です。
作中、若い時には似合っていた薔薇色の紬が
10年経って合わなくなったエピソードが出てきます。
気を張って着ている時にはそれなりに見えるけれど
帰宅してほっとした瞬間に写った鏡の姿に
もう似合わないのだと気がつく。

そういうのって、ある日突然、なんですよね。
でも主人公は、実は自分のファンだった理が
素敵な染め替えをしてくれて
その紬を一生着ていけることになるのです。
それができるのが着物のいいところ。
私も薔薇色の色無地を抹茶色に染め替えて
この先ずっと着るつもりです。


にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ
にほんブログ村



記事へトラックバック / コメント


着物で雛祭り@地元

2018/03/02 14:11
お琴を弾く地元友たちと時々お稽古していて
お雛様を飾ったとのことで
着物で伺うことになりました。
着て行ったのは、これ。

画像

母からもらった着物で、
てろんとした生地に不思議な模様の小紋。
もしかして洋服生地ではないかとも思うのですが
今となっては真相を確かめるすべもなく。

着物の模様が複雑なので、帯はすっきりと
櫛織の三つ鱗模様。
帯まわりも紫系統の洋服感覚でまとめました。
着ると、こんな感じ。

画像


友人は唐子人形の小紋で、ひな祭りにぴったり。
私も本当はお雛様に因んで、下の写真の
御所車模様の染帯を、とも考えましたが
別の機会に締める予定なので、今回は櫛織にしました。

画像


友人たちのお琴、『摘み草』『六段の調べ』を聞いて
『お江戸日本橋』を一緒に演奏して
私は雛祭りが出てくる端唄『年中行事』を
聞いてもらったのですが、後で
『御所のお庭』をやればよかったのに、
とお師匠さんに言われて、ああそうだったと。
右大臣左大臣・官女といった御所の世界そのものの唄です。
因みに、歌詞はこちらをご覧ください。

この日はさほど寒くはなく、日差しが麗らかで
この地域では早咲きの河津桜が満開。
昨年台風の被害を受けたせいか
あまり咲いていなかった菜の花も綺麗になってきて
のどかな春の一日でした。


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村


記事へトラックバック / コメント


着物でシネマ歌舞伎@東銀座

2018/02/13 14:40
先日、シネマ歌舞伎なるものを見てきました。
着て行った着物は、これ。

画像


春らしい色あいのぜんまい紬に焦茶の帯。
着物に合わせた珊瑚色の帯留と羽織紐。
帯揚はココア色の地に道長取り文様です。

演目を全く考えずに選びましたが
『京鹿子五人娘道成寺』だったので
最後の衣裳の鱗模様に因んで
三角形の模様が入った帯でもよかったかも。
もっとも、羽織を着てしまうので帯はあまり見えません。
着ると、こんな風。

画像


羽裏がちらっと見えていますが
古い羽織なので、びっくりするようなセンスの裏地。
着脱ぎしなければそれほど見えないので
そのままにして着ています。
いつも書いているように、ヘンな模様なのに
どういうわけが何にでも合い、便利な羽織です。
着物で暮らしていた昔の人のセンスはあなどれません。


シネマ歌舞伎は
基本、歌舞伎をフィルムで撮った映画なのだけど
間にインタビューや楽屋裏の場面が入ります。
普通は一人で踊る道成寺を五人で踊る面白さ。
日本舞踊に詳しくない私でも
それぞれの踊りの違いがわかって興味深い。

でも、前に座っていたおばさまが
座席の背にもたれず垂直の姿勢で見ていたので
少々気になりました。
私は、「着物だと帯枕があってやや前のめりになり
後の人が見づらくなる」というツイートを見て
“特製台所用スポンジ入り帯枕”を作りました。
スポンジだから、寄りかかるとへこんで邪魔にならず
自分の背中も楽なのでいい具合です。

この日は、ランチ、映画、お茶、お稽古と
スケジュールがぎっしり。
さらに翌日にはつくばまでロケ見学に行くという
フル稼働の2日間でした。


にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村
記事へトラックバック / コメント


続きを見る

トップへ

月別リンク

サイト内ウェブ検索

着物deサッカー・ブログ編/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる